タイを一蹴! 最終予選進出を決める

ワールドカップ2010予選 タイ-日本

バンコク・タイ 2008年6月14日

THAILAND vs JAPAN

0 - 3

得点: 闘莉王、中澤、中村憲剛

青い悪夢
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  • 2008年6月14日

序盤、長谷部が牽引

ワールドカップ2010 アジア3次予選第5戦はアウェーのタイ戦。
キックオフ早々、ボランチの長谷部がドリブルで切れ込み左足シュート。
惜しくもGKに阻まれたが、今日のゲームに賭ける意気込みが感じられるプレーだった。

その後もテクニックに秀でる日本はワンタッチパスや松井、香川らのドリブルにより中盤を支配。
タイはファウルでしか止められない展開が続く。
序盤の長谷部のプレーに勇気を得たのか、玉田らも積極的にシュートを放ち、CKを奪うなど日本ペースで10分が過ぎる。

もういつでも得点が入りそうだ。

ピッチ上は微風が吹いているようで、開始時点で気温33度・湿度60%超のコンディションも体感的には若干やわらいでいるかもしれない。

タイは散発的なカウンターを繰り出すものの、フィニッシュの制度が低く脅威とはとうていいえないレベル。
トップ下で先発の19歳香川はシザースを交えたドリブルでタイDFを幻惑。
KFやCKをどんどん呼び込む。そうして得たセットプレーではボンバー中澤と闘莉王がターゲットとなり制空権を支配。

余裕の展開だ。

この分なら1点入ればあと2~3点入るんじゃないか?
とはいえ、まずは先制点が欲しい。

23分、遠藤が左CKをショートコーナーとして一度ボールを俊輔に預け、リターンをもらってファーの闘莉王にクロス。
これを闘莉王がうまくフリーになり、ヘッドでゴールに叩き付けて日本先制!

DFとの駆け引きと得点感覚はさすが”影のセンターフォワード”だけのことはあるぞ、闘莉王。

流動的に前後・左右を動き回る日本の中盤の連携は良好。
中盤の底からオーガナイズする遠藤。
守備をケアしつつ効果的な前線への飛び出しでアクセントを付ける長谷部。
ラストパスとサイドチェンジで攻撃のタクトを振るう俊輔。
そして香川と松井が自らの技巧でフィニッシュに向かう。

タイの緩い守備のおかげもあるが、ここにきて漸くコンビネーションが熟成されてきたか?

そして39分。もう一人の攻撃のキャスト、1トップの玉田が粘って得た左CKを今度は中澤がヘッドでゴールネットに突き刺し2点目!
もう後が無いタイは前線に攻撃の選手を多く配置しはじめ、ある程度キープしながらチャンスを伺い始める。
が、鋭い日本中盤の守備の前に攻撃の形をつくるまでに至らない。

そのまま前半終了。

後半はより攻撃的に前がかりとなったタイ。
守備を薄くする分、日本のチャンスも広がるだろう。DF陣以外の選手による流れの中での得点が見たいところだ。

ところが、タイの無謀な突破にも手を焼き、ファウルで止めるシーンが目立ってきた日本。
疲労だろうか?ボールを奪ってもなかなか良い形に展開できない。ケガが伝えられる俊輔の右足も気がかりだ。
そして24分、俊輔OUT⇒中村憲剛IN、松井OUT⇒矢野IN。

中央に矢野というターゲットができたので、サイドからのクロスをどんどん使いたい。
又、この交代で玉田は少々下がり気味となり中盤でのドリブルでタイDFに脅威を与え始めた。
突破できれば勿論OKだし、ファウルをもらうことになっても時間稼ぎの意味でOKだ。

後半から入った11番をはじめ重心が低くちょこちょこしたドリブルを繰り出すタイに手こずる日本だが、闘莉王・中澤がスルーパスにも機敏に対応してシュートまで持ち込ませない。

37分香川OUT⇒今野IN。
今野はボランチに入り遠藤がボックス型の左MFにあがったようだ。
岡田采配の中で、もうすっかり今野は”抑えの切り札”だな。
ところが急造メンツの為、コンビネーションを欠く日本の中盤。

攻撃の形が作れないまま、時折それ程鋭くないタイのカウンターを浴びる、というまったりした展開で時間が経過。

そのまったりした展開の中44分、左サイド寄りにポジションを取っていた憲剛が駒野からのスルーパスに抜け出し、冷静に右足インサイドキックのボレーでボールをゴールに沈めて3点目。

岡田監督にもようやく笑顔が・・・

ロスタイム3分もまったり過ぎ去り終了。

あとは3次予選最終戦をホームでスッキリ5-0くらいで飾ってもらえると最高なんだが・・・

ワールドカップ2010 アジア3次予選 順位表・勝敗表

ワールドカップ アジア3次予選 6月14日に行われた第5節を終了しての順位表/勝敗表だ。

オーストラリア、バーレーン、日本、韓国、北朝鮮、ウズベキスタン、サウジアラビア、イランが最終予選進出決定だ。
ワールドカップ アジア3次予選 順位表/勝敗表 (第5節終了時)

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