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  • 2013年6月20日

コンフェデ 終戦

ブラジル 3-0 日本
イタリア 4-3 日本

ワールドカップ優勝を目指す、と一部主力選手たちが公言するサッカー日本代表のコンフェデレーションズ・カップが終わった。
まだ、メキシコ戦が残っている?
いや敢えて言おう、「日本代表のコンフェデは終わった」と。
だって、グループリーグ2試合で7失点って。
それで「優勝目指します」って言われても、ねぇ。

自分たちのサッカー とは?

「自分たちのサッカー」って一体なんだろう。
パスワークを中心にボールをポゼッションして常に主導権を握る攻撃的なサッカー、ということだろうか。
だとしたら、ワールドカップ本大会において常にそんなサッカーができるのはブラジルやスペインなど一握りの超Sクラスだけだろう。
日本代表は、アジアの戦いにおいてすら、ゲームの全時間帯において「自分たちのサッカー」を貫けることは稀である。

しかし、確実に「自分たちの時間帯」を作ることはできる。

アジア内ならともかくワールドカップともなると、日本代表のレベルは中の下がせいぜい。
そんな現実を見た場合、ワールドカップで日本代表が取るべき戦術はおのずと守備的なものになるはずだ。あるいは受け身と言っても良い。特に勝ち点を奪う事よりも失わない事を主眼としたグループリーグでは、その傾向が濃くなるだろう。しかし、それだけでは16強以上のトーナメントでは勝ち抜けない。それはもう岡田監督が指揮を執った南2010年アフリカ大会で経験済みだ。
南アフリカでは、守備的なシフトからの半ばラッキーなゴールや流れに無関係のセットプレーから得点することでグループリーグを突破することに成功した。しかし、「自分たちのサッカー」はおろか「自分たちの時間帯」の影さえ見えなかった。
そして、だからこその「攻撃的な」ザッケローニ監督招聘だったはずだ。
2010年以降、ヨーロッパで研鑽を積んだ選手たちの個の成長は分かる。しかし、チームとして何か戦術的な上積みはあっただろうか。いや、ない。結局、個々のレベルを上げた選手たちの即興的なプレーに助けられてきたのがここまでのザック体制3年間である。

守備的な布陣をベースに時には試合を壊すことも厭わず慎重に時計を進め、各上の相手の焦りを誘う。そして頃合いを見計らって「自分たちの時間帯」を発動、得点を奪取する。
それが、日本代表が当面目指すべきワールドカップ本大会での現実的な方向性だと思う。

それを実現するためには今のメンバーではミスマッチだ。

1.オシム流に言えば「水を運ぶ選手」、つまり2002年の戸田のようなクラッシャータイプのボランチ。
2.前線には、同じく2002年を例に出すなら鈴木のような体を張れるFW。
3.ゲームの潮目を見極められるピッチ上の指揮者。
4.もうちょっとマシなセンターバック。

これらが、今の日本代表メンバーに欠けている要素だ。

ザッケローニが拘る遠藤、長谷部のボランチ・コンビの解体及び抜本的な見直し。本田や香川ら主力選手たちの指向にミスマッチなハーフナーの見限り。長谷部に代わる強力なリーダー。
この辺りから着手しないともう間に合わない。
もし、ザックが着手しない、あるいはできないとしたら?
その時はザックにご退場願うしかあるまい。

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